気になる人「ジョン・ケージ」

「もし誰かが「できない」と言ったなら、それは、あなたがなすべきことを示しているのだ。」

この名言から色々彼を調べてみると面白い人だということがわかった。

ジョン・ミルトン・ケージ・ジュニア(John Milton Cage Jr.、1912年9月5日 – 1992年8月12日)は、アメリカ合衆国出身の音楽家。作曲家、詩人、思想家、キノコ研究家。実験音楽家として、前衛芸術全体に影響を与えている。独特の音楽論や表現によって、音楽の定義をひろげた。「沈黙」をも含めたさまざまな素材を作品や演奏に用いており、代表的な作品に『4分33秒』がある。

実験音楽家として有名で、『4分33秒』は彼が作ったんだということを知ることができました。
『4分33秒』は、演奏者がピアノの前に座り何もせずに終了するという曲(ていうか作品)。コンサートホールの「音」を「曲」に見立て演奏するもので、当時はホール自体が権威的に扱われ、音楽自体の作品的価値が低められる状況へ疑問を投げかけるというものとのことですが、この上ない強烈な主張であり、このネタがもうできないという意味で高い作品として評価できます。

ハーバード大学での無響室での経験も興味深いです。

ケージは無響室に入ったときに体内からの音を聴き、沈黙をつくろうとしてもできないこと、自分が死ぬまで音は鳴り、死後も鳴りつづけるだろうと考えた。

私も無響室入ってみたいです。

1950年初頭に始めたという中国の「易」を用いた作曲過程に偶然性を取り入れる発想「チャンス・オペレーション」から不確定性の音楽の開発へと進んだとのこと。
音楽制作をするときに偶発的な音や音階が聞こえるときがありますが、この作曲家の経験に基づいた無作為の音を形し、体系化した偉人の一人です。

なぜ人は山へ登るのか

人はなぜ山へ登るのか。

正直私はわからなかった。
イギリスの登山家 ジョージ・マロリーがニューヨークタイムズに語ったとされる言葉「そこに山があるから(Because it is there.)」は、含蓄がある言葉だと感じるけど、とてもじゃないけど理解はできなかった。
私は、大分県にある標高1,786.9 mの山 久住山に3度登ったことがある。
1回目の登山で、頂上についた途端に霧がたちこめたあげくあまりに寒さに速攻で下山を試みるも1m先が全く見えなくなるような霧に覆われるという経験をした。「もう二度と山には登らない」と決めた3年後、学校の行事で登り、その1年後再び登ることになった。
先祖は、九州の出で、久住山は霊山だというし何か縁でもあったのかとも思うけど、やはり二度と(四度か)登ることはないでしょう。山登りはちょっともういいかなと思っていました。
でも、この動画を見てこの考えが少し変わりました。
ひたすらに頂上へと向かう様子は、わからないことを知ろうとする様にすごく似ていると感じたからです。
なんかわからないことを調べているときって、一人だけ必死で、客観的に見るとすごく滑稽な感じがするのかも。なんでそんなに一生懸命なのか他人にはわからないけど、なぜか必死なあの感じ。

人が山へ登るのは、やっぱりそこに山があるからなのかもしれません。

ということで、その映像。

「研究者として生き残るために必要な力」

知の分野での日本人のプレゼンスが増している。
これまで世界最強といわれている国民の知の平準化が進む一方、トップクラスの知の教育が欠如していると言われてきましたが、仕組みとか周囲とかの影響を受けない本物の知はきちんと存在しているようです。

東洋経済 2011年8月27日号では、「10年後に食える仕事、食えない仕事」という特集が組まれ、あらゆる職種の10年後の未来が予測されています。
その記事の中に、「世界で活躍する研究者の条件」として、今もっとも注目している研究者であるMITメディアラボ 副所長の石井 裕氏とIPMU機構長の村山斉氏がコメントをされていました。
村山氏に限ってはこれまでのメディアでの発言内容とほぼ変わらない内容でしたが、石井氏のコメントの中に興味深い内容があったのでご紹介します。

「研究者として生き残るために個人としてどのような力が求められるか?」というお題に対して石井氏は3つの力が必要になってくるだろうと述べています。

「出杭力」
  中途半端に出ず、徹底的に出る力。出すぎた杭は打たれない。
「道程力」
  誰もいない原野に一人分け入って新しい道を造り、その道を孤独に耐えて全力疾走する力。
「造山力」
  1995年に氏がMITを選んだのは頂が雲に隠れて見えない高い山だったから。でもそれは幻想だったと後で思い知った。山など初めから存在しなかった。海抜ゼロメートルから新しい山を造り上げ、世界初登頂すること。新分野をゼロから作る「造山力」こそがMITで生き残るための条件だった。

分野にトップになるまでには、相当に辛い日々が続くわけですが、打ち勝っていくための3つの感覚は、以下。

「屈辱感」
  無名で誰にも相手にしてもらえない悔しさを、いつか見てろという前に進むエネルギーに変換する。屈辱感を胸にため、人より何倍も努力するエネルギーにする。
「飢餓感」
  研究者にも、目の前の面白い素材やアイデアに即、食らいつく飢餓感が欠かせない。
「孤高感」
  真にクリエイティブなことをやると周りに理解してもらえない。論文も通らず、研究資金も来なくなり、厳しい孤独感を経験する。それでも、そういう状況に行き着くことを目標とすべきだ。

3つ目の「孤高感」は、すごく参考になります。
若いうちは、周囲の空気を気にしがちですが、流れを意識しているだけではブレイクスルーはできないし、実はそれは強制されているものではないのでズレた時に誰も助けてくれません。つまり主体性がないので責任を取れないわけです。
「空気」のような見えない強制されていないものにただ乗っかるのではなく、自分で考えておかしければやらない勇気と知性を持つ必要があるように感じています。知性がないと単なるワガママになってしまいますから。
そういう意味では、知性を持った独自の行動をするのがクリエイティブだとすれば孤独になるのは必然なのでしょう。あえて独立する必要はありませんが、群れていると得るものが少ないのは必然でしょう。
孤立を恐れず発信していくことが必要だと実感しています。

気になる人「NIGO®」

氏はすごく気になる存在です。
定期的に動きをウォッチする必要がある人物の一人。
BAPEの服を持っているわけでもないし、将来的に買う見込みはないけど、
何かのきっかけに買ったら、止まらなそうな気配はする。
とはいえ、経営がなかなかシンドイっぽいのも事実。下記の動画では有名人になっている今を憂いている様子が撮られている。実はそうでもなさそうだけどね。
氏のブログを読んでいると「モノ」への執着が半端なく、服飾は天職なのだなと感じます。
きっとどうなっても食っていける力を持っていると思いますが、どうだろか?
ちなみに氏で特に覚えているエピソードが、私は将来自分の家に「イームズ ラウンジチェア&オットマン」を絶対置きたいと思っているのですが、氏の自宅には5脚もリビングに置いてあったというのがあります。すげーな。

①ブログ
http://blog.honeyee.com/nigo/

②動画



小澤征爾氏 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名誉団員 贈呈

小澤氏来ました。

来るところまで来たという感じですね。

村上隆氏が「日本人は海外で活動をするアーティストのバッシングをする」けど「極めてしまうと話題すらしなくなる。小澤氏はその一人だ」的なことを著書で書かれていましたが、この贈呈で小澤氏はまさに芸術の頂点・ヨーロッパの中心中の中心、ど真ん中で頂点に達した日本人(アジア人)として歴史となりました。

本当に素晴らしいです。

ちなみに、色々調べてみると面白いことがわかったので備忘。

有名なN響事件のとき氏、26歳。

のちにN響と和解し、コンサートを行うも「当時の団員が引退したり、亡くなられたりしているから引き受けた」とコメント。

やっぱ性格悪い人だわ、この人。

タモリの名言

私がタモリ氏を知ったのは、深夜番組。

幼稚園か小学生の頃だったので記憶があいまいだが、一人のタレント的な扱いでピンで芸は披露していたけど、大物ではなかった。
フジテレビの昼といえば、B&Bの「笑ってる場合ですよ」。子どもながらに「最近、面白くねーなー」と思っていた矢先に始まったのが「笑っていいとも」。いいとも青年隊が「♪おっひるやーすみは、うきうきうぉっち!あっちこっち・・・」と歌いながら登場してきて、サングラスの人が階段から下りてくる、的な初登場シーンは忘れられない。ゲストは、今はきちんとアポイント取って呼んでるけど、しばらくはゲストがその場でアポを取って、本気で先約が入っていて困っている大人の様子を見たりするとドキドキしたのを覚えている(逆に仕込みなのかそうでないのかをチェックしたりしてた。子どもながらにw)。あと、「ともだちの輪」の歌を作るのも面白かったなぁ。ゲストがアーティストだとすごいクオリティが高いのに、俳優とか女優とかだと、子どもの目からも寒々しく見えたりして、ここで「気まずい」みたいのを覚えたといっても過言ではない(適当w)。

で、その後両親がともにタモリ氏があまり好きではなかったので、タモリ氏を見せてもらえず(といってもあえて見たい人ではなかった)だったのに、再会する機会が、中学の時に見た、NHK「人体」。これは本当に好きだった。何が好きって、非常に知的で体の中のことがCG映像でブイブイわかったこと。「赤血球つえー」「白血球大事ー」とか。でその司会がタモリ氏で普段ふざけているのに、すごく的確なコメントに気の利いた立ち居振る舞い。このギャップに知的な臭いを氏には感じていました。

そして、赤塚不二夫氏の葬儀の弔辞。彼はパーフェクトだ、と感じた瞬間でした。

そんなタモリ氏の名言が2chで話題になっているということで、まとめサイトから引用。

[引用:心に突き刺さるタモリの名言 気になるニュース速報+

・一見、どうでもいい話題をじっくり掘り下げていくと、やっぱりどうでもいいんだよね
・人見知りじゃない奴は面白くない
・20歳とかでコスプレの力を借りないとエッチで興奮できないっていう男は、変態のまま還暦を迎えるよ
・研ナオコに向かって「右目と左目は車間距離取ってるの?」
・独善とは善意の服を着てやってきて、嫉妬はいつも正義の服を着てやってくる
・オレは小学校2年の時、『場の空気を読む子供選手権』の福岡大会で優勝したよ
・昔の早稲田の女学生は『みんなワタシを見ないで』っていう顔で恥ずかしそうに歩いてたよ
・何かにつけていちいち写真を撮りたがる人ってイヤだよね
・東横線に住んでるっていうだけでモテるらしいね。
『学芸大学に住んでる』って聞いただけで女の子がバタバタ倒れていくよ
・たくさん喋るんだけど、終わってみると何も心に残らない人っているよね
・字はしっかりしてるのに内容のない手紙ってあるよね
・赤塚不二夫に「私もあなたの作品の一つです」

限りなくパーフェクトに近い人物だ。

気になる本 カント『啓蒙とは何か』

カント著『啓蒙とは何か』中山元(訳)/ 光文社古典新訳文庫 680円

最近気になるカント。

ちょうどサンデル教授の本を読んでいて、カントの理論がすんなり頭に入ってくることが彼に興味をもった理由(ベンサムとかミルとかはさっぱり頭に入り切らず・・・)。

ちょっと気合いを入れて『純粋理性批判』でも読んでみようかなぁと思っていた矢先に、いつぞやの東洋経済でこの本が紹介されていたので、Amazonの「ほしい物リスト」に追加された次第です。

東洋経済内の著書説明から以下のカントの主張をピックアップ。

  • 啓蒙とは、人間が自ら招いた「未成年の状態」から抜け出ること。
  • 「未成年の状態」とは、他人の指示を仰がなければ自分の「理性」をつかうことができない状況のこと。
  • 人間が「理性」を使わないのは、死ぬまで他人の指示を仰ぎたいと思っているから。その原因は、人間の怠慢と臆病にある。「未成年の状態」にいることは楽だから。
  • 人々は「理性」を使う訓練すらうけていない。人々には常に「未成年の状態」にしておく(されておく)ための様々な法規や決まりごとが設けられている。
  • こうした状況に陥る理由は、「あつかましくも他人の後見人と僭称したがる人々が跡を立たない」ため。
  • 考えない人たちの背後で、悪がしこい後見人たちがてぐすねを引いて待っている。
  • 「後見人とやらは、飼っている家畜たちを愚かな者のままにしよう」とする。
  • 考えない人は、家畜と同じ。
  • 「私的な理性」と「公的な理性」。
  • 「理性」の「私的な利用」は場合によっては制限されてもやむをえないと考える。
  • 「公的な理性」とは、一個の人間として大きな視点で考えること。
  • 「私的な理性」から「公的な理性」へ進むことが、カントが説く啓蒙の成果。

楽をしたいと思うのが人間の本性であり、素性であるとするカント。「楽をする」ことは一方で、誰かに利用されるだけの存在「家畜」であると鋭く指摘する。誰かに操られて生きるのではなく、自らの「自由意志」を持つことを主張する。まずは、自らの信じる規律に従って行動すること(「私的な理性」)。「私的な理性」を持ったのち、できるだけ大きな視野で「理性」を高めることが「啓蒙」であるとする。

「自由意志」は我侭に生きるということでは断じてないとカントは言っているが、これは少々複雑なので割愛。

で、そのほか哲学書の解説本として以下が紹介されていたので、備忘。

  • プラトン『ソクラテスの弁明』
  • デカルト『方法序説』
  • ショウペンハウエル『読書について』
  • ヘーゲル『哲学入門』

気になる人「書家・紫舟」

久しぶりに素晴らしいアートに出会った。

きっかけは、Yahoo!JAPANの特別企画「エベレストNOW!」の題字。

迫力があって、勢いがあって、バランスが絶妙で、絵心に飛んだ、飛び過ぎていない「書」然とした意匠。

すばらし過ぎです。

ということで、紫舟氏のウェブサイトをチェックしてみると、「龍馬伝」の題字も書かれていたんですね。

氏の初期段階の作品はちょっと飛び過ぎていてアレですが、最近の書は素晴らしいです。

ということで、氏のサイトを。

『書家紫舟HP」
http://www.e-sisyu.com/

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